好きなことを仕事にする人が考える基本的なこと
「自分の趣味が仕事になりました」という人があなたの周りにいるだろうか。いたとしても決して多くはないはずだ。僕はその多くはないはずの方の、好きなことを仕事にしている一人だ。
子供の頃から好きだったことを大人になってもできるということのありがたさ
僕は自分で作り出すモノゴトをすることが昔から好きだった。それは音楽(楽曲制作)から始まり、動画制作、ウェブデザイン。そして今ではブログ運営で文章を書くこと。そのすべてが今では「仕事=ライフワーク」になった。
さっきの話と掛け合わせると、好きだったことに情熱を注いだ結果、それが自分の得意な事になり、それが仕事になったと言った方が筋も通るのかな。
僕がなぜ好きなことを仕事にできたのか?という相談や疑問については具体的に話すと長くなるので、いつも「自分の情報を発信=セルフブランディング」をしたからといつも答えている。
「好きなことを仕事にする」という言葉は、YouTuberから連想される「好きなことで生きていく」という働き方と少し似ているかもしれない。プラットフォームが違うだけで、本質的な充実感は同じだと思う。
現に僕はプロフィールにも書いているように、本業以外の複業でも月に数十万を稼いでいる。これは自慢でもなく、楽しんでいたらお金が後からついてきたというイメージ。
僕は別に億万長者になりたいわけではないけれど、自分の好きなことをしていく過程でそのくらい稼げればいいなとは思っている。しかし、子供の頃から好きだったことを大人になってできているということは、それだけで本当にありがたい気持ちでいっぱいなのは確かだ。これはそれに満足しているということではなく、純粋な気持ちからだ。
これは一重に僕だけの力ではないことだと思っているし、これからもそれは変わらない。
そんな僕は先日「好きなこと(趣味)を仕事にする」という考え方やノウハウをテーマに、東京で講演(僕の講演は抱き合わせ的なランチョンセミナー)してきた。
好きなことを仕事にする基本の「き」
SNSを使った情報発信=セルフブランディングは僕の中で基本の「き」よりも基本的なことであり、カップラーメンを食べるのに箸を用意しないで食べるようなもの。美味しく食べるには欠かせないものであり、情報を発信する上でSNSは欠かせない。
東京の人はすでにたくさんの人が自分の情報をSNSで発信しているものだと思っていた。しかし現実は意外とチープだった。約100人の参加者のうち、8割もの方がSNSさえ使っていなかったのだ。
自分の情報をSNSで発信することは僕にとって当たり前なので、東京という場所への偏見と言われてしまうが、最先端の街だと思っていた東京でも実際にほとんどの人たちが”セルフブランディングを意識していない”ということに少し残念な気持ちになった。
だから僕の講演終了後に、「僕も好きなことを仕事にしたいと思っているんです!」とか「改めて情報を発信することを学べました!」、「私も好きなことを仕事に活かしたいんですが、何から始めればいいでしょうか?」などなど参加者の方々ら講演終了後にも反響があり、ツイッターやインスタグラム、FacebookでDMも頂いた。
シンプルに「自分の好きなことを仕事にしたい」なら、自分の好きなことや趣味についての情報をSNSをうまく使って発信することはそれの近道になると僕は考えている。実際に僕はそうなってもいるから。
東京でも長崎でも情報革命は同じタイムラインで起きている
僕は長崎という場所で自分の情報を発信してきた。それは長崎にいても東京にいても同じ。実際に、その情報の伝達力はもはや都心部と地方では大差のないことを知った。
情報革命は、インターネットが通じている場所なら、田舎でも都会でも平等に起きていた。東京にいなければ最先端のモノゴト知ることができないのではなく、それを知ろうとするかしないか、ただそれだけだ。
知ろうと思えば、誰にでも簡単に情報をインプットできる。
もはや住む場所や地域など関係なく、あらゆる情報は僕らの手元にいつだって最新のモノゴトがシェアされているのだ。