2018-07-16

社会人として大切な身だしなみは捨てろ

業によって髪型(ヘアスタイル含む)を決めつけるなんて、僕は嫌いだ。

そんな僕だから、社会人になった今でも、「髪型が汚い」「髪を切れ」「チャラチャラしている」「クライアントとの打ち合わせには一緒に連れていけない」「著名な方を紹介できない」なんてことを言われくらい、髪型が”普通”とは違う。(モヒカンとかは無理ww)

でも、逆に「それいいね」「俺には分かるよ」なんて反対に言われることもあるけれど、かなり少数派だ。

あまりにも人から、自分の髪型について”社会人としての身だしなみがなっていない髪型であるという認識”をされることが多いので、もういいかげんうんざりしてきたので、ここで僕なりのエッセイとして、身だしなみとしての髪型(ヘアスタイル)について書いてみる。

髪型=ヘアスタイルにこだわりのない人は、特に関係のない話なのであしからず。ただ、こだわりがなくても、身だしなみとしてはヘアセットをしようよ。

身だしなみと髪型=ヘアスタイルの関係

企業に務めていると、影のようについて回る”身だしなみ=髪型”。

この身だしなみ=髪型ついて、「身だしなみ」と「オシャレ」を混合して考えている人が未だに多すぎると思う。

例えば、メンズの長髪は身だしなみができていない。

例えば、メンズの短髪は身だしなみができている。

という理屈で引き起こされている日本の身だしなみの文化のこと(地方によっても異なるし、都心あたりでは、働き方改革もあり、ある程度は理解がされている)。

もちろん、短髪で身だしなみが悪いと言われるような髪型の人もいれば、長髪でも身だしなみを気にされない人もいる。

髪型=ヘアスタイルを決めるの社会?

それは、会社や職業によって、色々な意見や考え方もあり、一概に「身だしなみ」では片付けられない事情もあるだろうけど、髪型=ヘアスタイルの身だしなみという理屈は、職業(=仕事)によって変わっていることが多い。

接客業であればロングヘアーの女性は後ろに束ねるとか、男性のセールスマンなら七三分けでビシッと整えておくとか、美容師ならばどれだけ派手でも受け入れられるとか。職業によって、身だしなみという理屈で制限されたり、自由であるったりするヘアスタイル。

しかし、この髪型=ヘアスタイルがどんなに派手であろうと地味であろうと関係のない職業もある。

2018年、スノーボード・ハーフパイプ男子の平野歩夢さんの平昌五輪のヘアスタイル。ボッサボサのヘアスタイルだ。でも、その髪型=ヘアスタイルを誰が「身だしなみが悪い」と言っただろうか。

誰もそんなこと言わない。

もし平野歩夢さんを見て「あいつは身だしなみができていない」と言った人は、「武士はちょんまげ!」というよっぽど古風な人だ。その考えはもはやこの時代では通用しない。

僕のヘアスタイル=髪型

この写真の僕のヘアスタイルを見て、「汚い」「ボサボサすぎる」とか「伸び過ぎ」とか「特に気にならない」とか「ゲゲゲの鬼太郎だ」とか、もちろん意見は色々だと思う。

とは言え、「身だしなみをちゃんとするなら、髪を切るべきだ」という意見が多いと思う。

この写真は、もちろん”身だしなみ”というポジションでヘアスタイルを見た場合は、明らかに”身だしなみができていない人”と言える。

でも、このようにヘアセットをしたらどうだろう?僕は毎朝ヘアセットをして髪型を整えている。ヘアセットもせずに寝グセのままに出社することはない。

それでも「長いから汚い」という人がいるけれど、「職業によっては良いと思う」と職業を気にする方もいると思う。職業が◯◯なら、「そのヘアスタイルもあり」なんて思ったりするだろう。

僕の職業は、デザイナー兼ブロガー。しかし、そのデザイナーという枠だけで僕のヘアスタイルをみてみると「デザイナーならヘアスタイルが派手でも問題ない」なんて言葉も多く聞こえてくると思う。

でも、僕はそれが嫌いなんだ。

職業によってヘアスタイルの良いか悪いかを判断することが。

デザイナーと一言で言っても、僕は会社員であることは間違いない。デザイナーとしてだけではなく、その他の業務には企画広報や色々なプロジェクトの運用など、仕事の幅は多岐に渡る。だからこそ、クライアントとの打ち合わせの時など、相手に対しての印象を良くする必要もある。

だから、ヘアスタイルとしては一般論としては長髪だから身だしなみとしては悪いという印象を感じるだろうけど、ボッサボサのままで出社はない。ヘアセットする。

ただ、100%の反発心だけでこの記事を書いているわけではない。もちろん、自分で見極めながら色々なことへの”身だしなみ”も気にはかけている。

つまり、僕が言いたいのは、職業によってヘアスタイルを合わせることが、果たして身だしなみと言えるのか?ってこと。それと、「男の身だしなみなら短髪」っていうくだらなさ。

極端な話、身だしなみというのは”ヘアスタイル”以外の部分も、それなりにきちんとした身なりでなければ身だしなみが良いという判断はできないと思う。しかしそれは、逆に言えば、ある程度できていれば、身だしなみを良しとするケースが大半を占めていると思うので、結構アバウトな感覚であると思う。

つまりヘアセットしているかしていないかが重要なわけ

ヘアスタイルのオシャレと身だしなみの区別は、へアセットしているかヘアセットしていないかで判断するべきだ。

ヘアスタイル自体を、身だしなみで判断するのではなく、”きちんとヘアセットしてあるかどうか”で身だしなみとして判断する方がまともだと僕は思う。

僕自身のヘアスタイルは先程の写真(2018年現在)では長髪、過去にもパーマや派手な色のカラーなど、いわゆる一般的なオーソドックスなヘアスタイルとは無縁な人生だ。

だからと言って、写真のように伸びっぱなしの状態で出社することは今までほとんどない。ちゃんとヘアセットを毎朝必ず行うようにしている。

つまり、どれだけ派手なカラーであろうと、どれだけ派手な髪型であろうと、”ヘアセット”することで、身だしなみを整えているわけだ。

もうヘアスタイルで身だしなみを判断するのはいいかげんやめてくれ

ヘアスタイルが派手な場合、意図せず「身だしなみが悪い」「チャラチャラしている」というレッテルをデフォルトで貼られてしまう。

けれど、僕の場合は、身だしなみが悪いわけではなく、オシャレ(=個性)を自分なりに楽しんで生きているだけだし、ヘアセットをして”身だしなみ”を心がけている。それだけ。

よく「髪を切れ」「もみあげを切れ」「髪が耳にかかったら切れ」と言われることが多い。もちろん、僕以外の同僚は、それを”身だしなみ”と考えていたので、会社かわ言われるままに、右向け右をして、派手なカラーや派手なヘアスタイルはしていなかったし、それが身だしなみだと一般論として受け入れていた。

でも僕はそーれーがー嫌いだ。

すべてが自由に生きられるわけではないけれど、自分が好きでやっていることに対しては”自由である”ことが、どれだけ人生の幸福度に違いが出るのかを、周りは理解してほしいし、それが人材育成であり、個人の尊厳であると思う。

奇しくも、普通の短髪であっても、寝癖のままで出社する人もいる。僕には言わせれば、それは”身だしなみとしては悪い”と僕は思う。

もちろん、短髪だから可もなく不可もなく見えてしまうけど、それが身だしなみとして受け入れられていることに関して、「?」しかない。

だから、ヘアスタイルで身だしなみを判断するのはやめてくれ。

人と同じことをするのは損だ

僕は僕の人生を生きている。それは色々なモノゴトの中で、従わなければならないこともあれば、自由にする部分もあり、誰かに指示されて生きている方が楽な部分ももちろん多い。

だけど、自分がこだわりを持ってやっていることを、非難するのはやめてくれ。

会社では、もちろん「僕=チャラい」というレッテルを貼られている。でも、僕は僕だし、ヘアスタイルに関してはこだわりもあるから、自由でさせてもらう。

そこに人の個性が出るのではないか。それが、人の個性というものだ。

人と違うことをすると、「あの人は変」という考えは、もうやめよう。それがまさしくその人の人生であり、自分らしさであるんだから。

関連記事:人生でやりたいことリスト100を書いて、夢ある人生設計をしよう!自分らしさがカギになる。

ヘアスタイルの身だしなみは、長さでもく、髪型そのものでもなく、**「ちゃんとヘアセットしているかどうか」**であると僕は思う。

もちろん、女性でも男性でも、異性関係なく、僕はそう思っている。

このエッセイを読んでくれたあなたへ

人と同じことをするのは、一番損をすることなのだ。人と違うことをするからこそ、超過利潤が生まれるのであって、同じことをしていたら一番高いものを買わされるだけである。人生論:堀江貴文より

ヘアスタイルから”自分らしさ”という考え方まで幅広く書いてしまったけれど、僕はその小さな部分から”自分らしさ”を出していかないと、他人の人生を生きることになってしまうと考えている。他人の人生を生きるなんてゴミ人生だと思う。

「もっと、ああしてよけばよかった」

そんな後悔をひとつでも多くクリアしていくこと。僕の中でその一つが、”髪型=ヘアスタイル”であるってこと。

だから、社会人になって、本当は好きなヘアスタイルにしたいのに、会社的にとか、職業柄という制限の中で諦めるのではなく、それをぶち破って行くほうがマシな人生になる。それが、自分を貫くということにつながり、自分らしい人生になると思う。

現に、僕は過去に何度もヘアスタイルで怒られてきた。でも、やめなかった。

今では、「お前の個性だな」と言ってくれる人の方が多くなった。

もちろん単にわがままにするのではなく、「自分らしさ」の仕事やライフワークにおいて、髪型やヘアスタイルを気にされる必要のないくらいの自分自身の自己評価をしながら、周りにも認められるように自分らしさを出すことが大前提。

好き勝手にするのが自分らしさだと言っているわけではない。

その小さな自分らしさを貫けるかどうかが、自分に合った環境を構築するために必要だと思う。

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